IMGP4357『切られた楠木』をめぐりちょっと心温まる話をお伝えします。
 3月中旬、平和の森公園工事の施工業者の方から、突然、「渡したいものがあるので会いたい」という電話が入りました。「何だろう?」とちょっと戸惑いましたが、翌日、守る会メンバー3人で公園に出向きました。待っていたのはS林業の若いAさんとHさん、渡されたのは、ビニール袋に包まれた高さ60㌢余りの「楠木」でした。「えっ!これは?」という私たちの問いに、そのいきさつを語ってくれました。
 『守る会ホームページ2017年4月投稿』に掲載されたTさんの手記を読みました。それは、喉頭癌で声帯を失ったTさんが、雨の日も風の日も休むことなく幹回り155㌢・高さ4㍍くらいから3本の幹に分かれる大きな楠木に会い、命のパワーを貰う「私の守り木を切らないで」という切実な訴えでした。翌年1月残念ながら伐採しました。でも、Tさんの思いに何とか応えたいと、切った木から落ちた種を集め、大分県の業者に頼み、2年間でここまで大きくしました。どうぞ、みなさんの手で、元の場所に移植してください』 
今、楠木は大切に保管されています。暖かくなったら植樹祭でもできればいいなと思っています。