今年も「緑とひろばの平和の森公園を守る会」へのご支援、ご協力ありがとうございました。
計画発表から3年半の今年、やっと多くの区民、公園利用者の声が中野区に届きました。
新区長のもと、中野区は300mトラック・100mコースなし、バーベキューなし、築山残す「(第二工区)変更案」を示しました。「変更案」の実現とともに、第一区工事のような無残な樹木伐採はやめて欲しい、この思いを伝えるため、「会」は12月26日「防災林に係る樹木伐採の見直しを強く求める要請書」を提出しました。要請書 yjimage[8]
新しい年は、いよいよ「草地広場」を守る大詰めです。
いろいろ行動を計画します。多くのみなさんの参加、ご協力を、よろしくお願いします。

新しい年が、みなさま方のより多くの願いが実現する年になりますように!
                             代表世話人 杉 英夫

2018年12月26日
中野区長
酒井 直人様
中野区都市基盤部長
豊川 士朗様
中野区公園担当副参事
細野 修一様
緑とひろばの平和の森公園を守る会
代表世話人 杉  英夫
防災林に係る樹木伐採の見直しを強く求める要請書
「平和の森公園再整備(第二工区)変更案」を作成し、その実現のためご努力いただいていることに心から感謝申し上げます。
残念ながら、第4回定例区議会では「変更案」に係る議案は提案されず、来年2月の第1回定例区議会に持ち越されました。
一方、11月15日から草地広場周辺に工事フェンスが設置され、12月10日から第二工区の工事が開始されました。
この中で、私たちが強い懸念と不安を持つのが草地広場西側の防災林の伐採・間伐問題です。
10月の「平和の森公園語る会」でも、11月の「区民説明会」でも、「タウンミーティング」でも「平和の森でなくなってしまった第一工区での乱暴な樹木の伐採は第二工区では止めてほしい。防災に支障をきたす」等の切実な思いが語られました。
しかし、12月7日の建設委員会で中野区側は、「日本設計が作成した間伐計画は同社の防災専門家の意見を反映して作成されたものである」とし、防災専門家のさらなる検証を受けないままに計画通りに進める旨の答弁をするに止まりました。
現在、その計画に基づいて、黄色のテープ「間伐」が100本、赤のテープ「伐採」が57本、緑のテープ「剪定」253本の選別を進めています。
もし、この計画通りに伐採等が行われるとしたら、次のような事態となることが想定されます。
1.既に開園されている多目的広場周辺の防災林は117本間伐されましたが、草地広場周辺の防災林の面積ははるかに狭く、このエリアに多目的広場周辺の間伐本数とほぼ同数の間伐を行ったら一体どうなってしまうのか…再び「森が消える・スカスカ」事態とならないでしょうか?
2.しかも、間伐総数100本の半分に当たる50本が、図面【Ⅰ】地域に集中し、高さ20㍍のヒマラヤ杉3本、イチョウ5本、高さ16㍍のクスノキ2本、高さ17㍍のモチノキなどの大木も間伐され、公園の大切な要素である景観が激変することは明らかです。
そこで、私たちは次の点について要望、再検討を求めるものです。
1.酒井区長は12月12日のタウンミーティングで「区としては必要のない伐採はしない。樹木が密集していると弱くなることもあり、台風で倒れたりして、扱いが難しい。調査して説明しながら進めていきます」と述べられています。ぜひ現場に足を運んでいただき、実態を踏まえて、結果を出していただくようお願いします。
2.第一工区の無謀な樹木伐採を繰返さないために、ヒマラヤ杉、イチョウ、クスノキ、モチノキなどの大木はもちろん、サクラ、イロハモミジなどの樹木を最大限残してください。
3.中野区建設部公園緑地課(当時)が1982年1月作成した「中央防災公園基本設計 先行開園部」によれば、防災樹林帯を設置するための構想、その密度、どんな樹木をどのような割合で配置すべきかなど、先人たちの研究が報告されています。ぜひ、こうした研究にも着目し、遅くない時期に想定される首都直下型地震の被害を最小限にするための防災樹林帯のありようを設計業者任せでなく検討してください。
4.現状(工事前)の防災林の住民見学会を中野区主催で実施してください。