中野区は1月24日、平和の森公園第二工事の延期を発表しました。
何度も遅れる開園に対し、「守る会」では抗議を申し入れ、公園で遊べる日を待ちわびる多くの利用者の声を届けました。
工期延期に関わる申入れ2020年1月30日
2020年1月30日
中野区長
酒井 直人様
緑とひろばの平和の森公園を守る会
代表世話人 杉  英夫

    『平和の森公園第二工区工事』工期延長と開園時期延期について(申入れ)
1月24日の中野区ホームページに『平和の森公園第二工区工事の延長と開園時期の延期』が掲載されました。大変驚きました。翌日、現地に赴き、掲示内容の確認をしましたが、なかなか見つかりませんでした。そのはずです。A4の用紙に小さな文字で、ホームページと同内容で、私たちが確認したところ、2か所貼付されていました。恐らく、多くの利用者が見落としているのではないでしょうか。この対応にも驚きと不信の気持ちで、いっぱいになりました。
もちろん、工期が多少遅れることはありうることです。しかし、私たちが6月の第2回定例区議会を前に、再度、見直し議案の再提案を強く求めましたが、区長は「「草地広場の工事の遅れが体育館完成の遅れとなり、オリンピック・パラリンピックの卓球公式練習会場として使用出来なくなる」等の理由をあげて、現行計画での工事に踏み切りました。
今回の1カ月以上の工事の遅れ、これに、関係機関の検査が加わり、開園は3月下旬から4月上旬と2カ月も遅れ、しかも、草の生育のための養生期間を必要するとされています。
一体、この事態をどう説明するのでしょうか。昨年の第4回定例区議会では、工事の最終局面を迎えていたのに、「工法変更」による3千万円を超える工事費が追加されました。
これらの経緯について、施工業者の責任を明確にするという措置はとられないのでしょうか。
開園までこれだけの遅れが生じたことは、結果からみれば「草地広場を残す」という設計変更も可能だったのではないでしょうか。
リハビリを兼ねて草地広場を毎日散策していた老夫婦は、遠くの公園まで足を延すこともできず、一刻も早い開園を待ち望んでいます。多くの利用者も同じ思いでしょう。また、草地広場を心の杖とし、健康の糧とされていたのに、開園を見ることなく、人生を閉じられた方もおられます。
草地広場は守られず、開園は当初より2カ月も遅れ、こうした事態を招いた責任を一体誰が取るのでしょうか。説明責任をきちっと果たすべきではないでしょうか。
1日も早い開園のため、最大限の努力を果たすことを強く要望いたします。